僕がココに来て、何かを考えていた。確か死とか、脳とか、都市生活について。これ以上 寂しい灯りを増やしたくない。
東京の中で生きる事も、東京の外で生きる事も、 自分一人のために生きるより ずっと簡単な気がした。

指輪をつけて、世界が変わるなら それを幾つでもプロデュースしたい。
変わらぬものも変わらないものも全て同じ元素に還り、甦ってゆく。愛と再生の物語が始まる。

昼下がりのパリをさっそうと歩き去っていった。
有名なスウィーツ店から、お気に入りの一点をオーダーしてそのまま店を出た彼は口元を拭い道を横切る。
そんな心奪われる昼下がりのパリが好きだ。

生活の中にそれぞれの生命力がある。いい鼻をしている。
パリのミキハウスを背に、カメラを向けた自分に一直線に進んでくる。プライド高き国民の生活。

アヴィニオンからマルセイユへ、港町で出会ったリゾットが最高においしい。
海の風、夕陽の差し込むレストランの窓辺で至福の時を過ごす。

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